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むかしから日本人は、四季のある国だからこそ得られる季節感を大切にしてきました。しかし、快適で便利な生活に慣れてしまうと、四季の変化や季節を感じる感覚もどんどんにぶくなってしまいます。
うだるような夏の暑さも、季節が見せる表情のひとつ。暑さがあってこそ、五感に働きかける「涼」がいっそう心地よく感じられるのかもしれません。五感をフルにつかって「涼しさ」をさがしてみませんか?
暑さ対策になるだけでなく、身近なものへの感受性がするどくなり、感性がみがかれていくことでしょう。
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色が、「涼しさ」を感じるのに、とても効果的なのをごぞんじですか?
じつは、インテリアを青っぽい色に変えるだけで、2,3℃涼しく感じさせる効果があるといわれています。ぜひ、夏には夏のインテリアに模様がえを!を!大々的な模様がえがで
きなければ、カーテンやクッションなどの小物を涼しげなブルーのものに変えるだけでも
OK。今いる部屋がなんとなく暑苦しいと感じたら、ためしてみてはいかがでしょう。
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適度にリラックスしているとき、血圧・心拍数がおちついて脳波はα波を示しています。暑い夏、このα波を出すために効果的なのが、川のせせらぎや風鈴などの音。これらの音には人間の心拍数と同じ波形の「1/f ゆらぎ」という音がふくまれていて、これが脳にα波を発生させるといわれています。心もからだもリラックスして、夏の暑さを忘れましょう。
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汗ばむ季節には、さらりとした風合いが心地よく感じるもの。ソファカバーや寝具などじかに肌に触れるものに、い草や籐、麻、竹などさわやかな肌ざわりの素材をとりいれてみましょう。これらの素材は、湿気が少なく通気性に優れているため、体感温度を下げるのにGOOD。見た目にも涼やかです。
また、水にふれて涼しさを感じるだけでなく、実際に体温を下げる「水浴び」もおすすめ。シャワーは水がもったいないという人は、足湯ならぬ足水や、ぬれたタオルを頭やからだにあてて乾いたタオルでふくだけでもOK。皮膚のベタベタがとれてサッパリとし、寝苦しい熱帯夜も過ごしやすくなります。
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夏を元気にのりきるには、毎日の食事への心配りもたいせつ。ナスやトマト、キュウリなどの夏が旬の野菜には、からだの熱をおさえる働きがあり、体温調節にひと役かってくれます。汗を出し、新陳代謝を高める辛いスパイスをつかった料理をいただくのもよいでしょう。また、暑くて食欲のないときは、酢や梅、レモン汁などを使ったさっぱり料理がおすすめ。酸味の清涼感が心地よいだけでなく、酢酸やアミノ酸、クエン酸などの成分がバテたからだを回復させるのに効果的です。
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心地よい香りは、気持ちをリラックスさせます。心がおちつくと、不思議と暑さを忘れ、涼を感じとるゆとりが生まれるもの。さわやかな森林・柑橘系・ミント系などの香りをためしてみましょう。ラベンダーやジャスミンなど、リラックス効果の高い香りもおすすめです。アロマポットやお香をお部屋でたいてみたり、出かけるときに、アロマオイルを1〜2滴たらしたハンカチを持っていくのもよいでしょう。
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| 五感は人間のもつステキな能力。それぞれの「感覚」が神経を通じて脳へつたわり、たがいに影響しあいながら人の感性や感情にうったえかけます。つまり、指先で何かを感じたとしても、目や耳などさまざまな部分からの情報もいっしょになって「つめたい・涼しい」と脳がはじめて感じるのです。五感を高め、夏の“涼”を全身で感じとりましょう。 |
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