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Style&Living 住まいとくらしのヒント

こんな食材は、こうやって冷凍!失敗しない冷凍・解凍術

気温や湿度が高いこの時季は食材が傷みやすく心配、という人も多いのでは?せっかくやりくりを考えてまとめ買いした食材も、傷んでしまったらかえって無駄になってしまいます。とはいえ冷凍保存も、食材の性質をわかっていないと失敗しがちなもの。そこで今回は野菜を中心に、味を損ねず調理の手間や時間短縮にも有効な食材別冷凍・解凍術をご紹介しましょう。

1.覚えておきたい冷凍・解凍、ちょっとしたコツ

2.冷凍に向かない食材って?

3.食材別、冷凍・解凍法一覧

1.覚えておきたい冷凍・解凍、ちょっとしたコツ

急速冷凍がおいしさの秘訣

食品を冷凍するということは、食材の細胞内部に含まれる水分を凍らせるということ。このときできる氷の結晶は、冷凍に時間がかかるほど大きく成長し、食材の細胞繊維を破壊していきます。その結果、解凍時に壊れた細胞膜のすき間から水分が栄養やうまみとともに流れ出て、食材の味や食感が大きく劣化させてしまうことに…。冷凍された肉や魚を解凍したら赤い汁が出てきた、という経験はありませんか?それがこの「ドリップ」と呼ばれる現象なのです。

とはいえ、家庭の冷凍庫では業務用のような瞬間急速冷凍は望めません。ですから、冷凍する際は食材ごとにできるだけ劣化の少ない方法を選び、調理するときは冷凍食材に適した使い方を心がけましょう。

1.覚えておきたい冷凍・解凍、ちょっとしたコツ
1.覚えておきたい冷凍・解凍、ちょっとしたコツ

空気に要注意!

冷凍保存している間も、食材の酸化や雑菌繁殖は着々と進んでおり、日に日に味は落ち、傷んでいきます。これをできるだけ防ぐため、「ラップできっちり包んだらさらに密封容器にいれる」「冷凍保存バッグにいれたあと、中の空気をストローなどでしっかり抜き取る」といった対策を行いましょう。できれば、真空パックするのが◎。

ゆでる、刻む、すりおろすなど、冷凍前にひと手間をかけるべし!

食材によっては、冷凍前に「加熱調理しておく」「刻んでおく」「すりおろす」「下味をつける」など、ひと手間かけたほうが味や食感の劣化を防ぎやすくなります。しかも、調理の時間も短縮できて忙しいときにとても便利!
ただし、加熱調理などをして熱くなったものはかならず冷ましてから冷凍を。そのまま冷凍すると、庫内の温度を上げてしまい、ほかの冷凍食材に悪影響を与えかねません。

冷凍保存は永久保存ではない!

余り物を賞味期限ギリギリになってから冷凍するのは、劣化を早めるだけでいいことがありません。食材が新鮮なうちに、使う分だけを残してそれ以外は下ごしらえをして冷凍してしまいましょう。

ただし、新鮮なものを冷凍したからといって、永遠に保存可能というわけではありません。生鮮食品なら2〜3週間、それ以外なら1か月を目安に使い切るようにしましょう。

また、おいしさを保ちたいのなら再冷凍はNG。冷凍→解凍→冷凍→解凍することで、ドリップ現象を重ねることになり、味の劣化が進むだけでなく、衛生面からもおすすめできません。

2.冷凍に向かない食材って?

セロリ・レタスなど、水分の多い生野菜

水分が多いため、解凍したときにベチャベチャになってしまいます。そのままスープなどに使うことは可能ですが、元のシャキッとした食感はありません。

たけのこの水煮

水煮を冷凍すると、解凍したときにスカスカした繊維だけになってしまいます。ただし、炊き込みご飯など、細かく刻んで、他の具材と一緒に冷凍すれば、食感の悪さはあまり気になりません。

豆腐

そのまま冷凍・解凍すると、すが入ってスカスカになり、味も食感も劣化します。凍み豆腐として煮物などに使用する場合はよいですが、そうでない場合は豆腐ハンバーグなど半調理状態にしてから冷凍しましょう。

こんにゃく

こんにゃくは水分が多く含まれているため、解凍した際の味や食感の劣化が激しく、冷凍には適しません。ただし、豆腐同様「凍みこんにゃく」といってあえてスカスカのスポンジ状にして調理に使用する場合もあります。

このほか、卵やマヨネーズ、生クリーム(ホイップしていないもの)なども冷凍には適しません。

3.プリントして冷蔵庫に貼っておくと便利!食材別、冷凍・解凍法一覧

野菜類

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  種類 冷凍の仕方 解凍の仕方
葉物 ほうれん草、小松菜、チンゲンサイ 茹でてから小分けにして冷凍。 電子レンジで解凍し、調理。
もしくは、そのまま調理。
キャベツ、白菜 使いやすい大きさに切り、茹でてから小分けにして冷凍。
ブロッコリー 房を切り分け、茹でてから冷凍。
根菜 じゃがいも、里芋 茹でてからつぶし、小分けにして冷凍。
※固形状だと食感の劣化が激しいので、生の場合でも加熱後の場合も冷凍はNG。
電子レンジで解凍し、調理。
もしくは、そのまま調理。
山芋、長芋 すりおろしてから小分けにし、平らにのばして冷凍。 自然解凍で調理。
揚げるときは凍ったままで。
大根 すりおろしてから小分けにして冷凍。 自然解凍で調理。
ごぼう ささがきにして、アク抜きをしたあと、茹でてから冷凍。 電子レンジで解凍し、調理。
もしくは、そのまま調理。
にんじん 輪切りやいちょう切りなど、細かく使いやすい大きさに切り、茹でてから小分けにして冷凍。
玉ねぎ みじん切りにし、炒めてから小分けにして冷凍。
香味野菜 にんにく、しょうが 皮をむき、丸のままラップをして冷凍保存(スライス、すりおろしにしてもOK)。 自然解凍。もしくはそのまま調理。
※凍ったまますりおろせる。
ネギ、みょうが 細かく刻んでから、しっかりと水気を切り(あるいは乾燥させる)、フリーザーバッグに入れて冷凍。
※完全に冷凍されてしまう前に一度ほぐしておくと、あとで使いやすい。
自然解凍。もしくはそのまま調理。
ワサビ すりおろしたものをすぐにラップに包み、冷凍。
もしくは、根茎のまま冷凍。
すりおろしたものは、自然解凍。
根茎の場合は、凍らせたまますりおろし、残った分は解凍せず再冷凍。
シソ 一枚ずつ薄くラップに包み、フリーザーバッグに入れて冷凍。 自然解凍。もしくはそのまま調理。
パセリ みじん切りにして、しっかりと水気を切り、フリーザーバッグに入れて冷凍。 自然解凍。もしくはそのまま調理。
※凍ったものをビニル袋に入れて手で揉みこむと、簡単にみじん切りに。
ゆず 皮の部分のみ冷凍可能。使いやすい大きさにむき、小分けにしてラップに包んで冷凍。 自然解凍。もしくはそのまま調理。
その他 キノコ類 洗わず、石づきを取り除き、食べやすい大きさに分けてからラップに包み、リーザーバックに入れて冷凍。 凍らせたまま調理。

野菜以外の食材

【印刷用】野菜以外の食材一覧ページはこちら >>

  種類 冷凍の仕方 解凍の仕方
肉類 薄切り肉 使いやすい量に小分けにしたら、直接ラップで包んで冷凍保存バッグにいれて冷凍。 冷蔵室で解凍。
※包丁が通るぐらいの半解凍で調理するのがおすすめ。
塊り肉 使いやすい量に小分けにしたら、直接ラップで包んで冷凍保存バッグにいれて冷凍。
ひき肉 使いやすい量に小分けにしたら、直接ラップで包んで冷凍保存バッグにいれて冷凍。ただし、傷みやすいので、そぼろやハンバーグ、肉団子など半調理したうえで、冷凍するのがベター。
魚介類 丸ごと一尾 うろこや内臓を除いて水洗いし、水気をよくふきとってから、1尾ずつラップをして冷凍。 冷蔵室で解凍。
急いでいるときは、冷凍保存バッグ等に入れ、流水解凍。
切り身、干物 水気をよくふきとってから、1切れずつラップをして冷凍。
刺身 水気をよくふきとってから、1切れずつキッチンペーパーで包み、ラップをして冷凍保存バッグにいれて冷凍。
イカ わたを取り除いたら、足をはずし、胴と足を別々にラップに包んで冷凍。 冷蔵室で解凍。
貝類(殻付き) 砂抜きをしたあと、水気をふきとってから、殻ごと冷凍保存バッグに入れて冷凍。 凍らせたまま、みそ汁やパスタの具、酒蒸しなどとして調理。
※解凍後に調理すると口が開きにくくなる。
その他 パン カット済みのものは一切れずつ、そうでないものは食べやすい厚さに切ってから、ラップに包んで冷凍保存バッグに入れて冷凍。 凍らせたまま、トースターで加熱。
もしくは、自然解凍。
カレー ジャガイモは冷凍すると、食感の劣化が激しいので外すか、つぶしてから、冷凍保存バッグにいれて冷凍。 冷凍保存バッグにいれたまま、湯煎して解凍。

一人暮らしアドバイザー&ライター 河野真希 一人暮らしアドバイザー&ライター 河野真希
自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、雑誌、新聞、Web、書籍などでも情報を発信。一人暮らしやシングルの生活に即した等身大のテーマと豊富なアイデアが、共感を得ている。
著書に「ひとり暮らしの季節ごよみ」(祥伝社)、監修で「はじめよう!気持ちのいい暮らし」「ひとり暮らしの賢いはじめ方」など。