
パソコンやケータイが普及した時代だからこそ、手書き文字の価値が見直されています。季節のご挨拶、お礼状、申込書、記帳…文字を書いたとき、もっときれいに書けるようになりたい!と思うことはありませんか? そこで今回は、“あっという間”に読みやすく整った文字が書けるようになる!と話題の「六度法」をご紹介します!

「六度法」とは、読みやすく整ったきれいな文字を書くための3つのルールのことです。
発案者の富澤敏彦氏によると、1400年前の中国の石碑に書かれた「完璧な楷書」と言われる文字を分析した結果、きれいな文字を書く法則は以下の3つに集約できることが判明したのだそうです。
この3つのルールを当てはめて文字を書く「六度法」は、“お手本”を真似てひたすら書く練習をする書道やペン習字とは異なり、上達するのに多くの練習時間を必要としないのが一番の特徴です。
また、線や点の角度やパーツの配置によって字の形を整える技術のため、指や腕の使い方や筆記具の握り方を変える必要もありません。
日常生活に必要とされる漢字はおよそ3000字と言われていますが、それらすべてに使えるのはもちろん、ひらがなとカタカナにも応用できる「六度法」。
さっそく、詳しくみていきましょう!


























「人」のように、1つのルール(この場合ルールA「右下重心法」)で書ける漢字もありますが、ほとんどの場合いくつかのルールを組み合わせて使います。
どのルールが当てはまるか、最初は少し考えながら書いてみましょう。慣れてくると意識しなくてもルールに沿った、きれいな文字が書けるようになりますよ。




きれいな文字を書けるようになったら、「たて書き」と「よこ書き」のコツも覚えておきましょう。











本記事は、『もっと「上手な字!」が書ける本』(三笠書房/富澤 敏彦著)の内容をもとにまとめたものです。


オフィス六度法代表。東京学芸大学附属大泉中学校で国語・書写教育を担当後、文部科学省海外子女教育専門官・ロンドン補習授業校校長・ロンドン駐在欧州統括指導員を歴任。
整字術「六度法」を自ら考案し、『実用のための書写教育─六度法』で平成17年度読売教育賞最優秀賞を受賞。
新著『簡単ルールできれいな字を書く 横書き文マスター』(NHK出版)をはじめ数多くの書籍を出版、右上がり六度線の入った「美しい文字が書けるようになる練習用ノート」(ショウワノート)の監修も行っている。各地のNHK文化センター、および、首都圏のカルチャースクールでセミナーを開催するほか、雑誌・新聞・テレビなどでも活動中。
六度法ホームページ(http://rokudohou.com/)
