





美容・健康科学研究者、美容師、毛髪診断認定指導講師として、化粧品および美容・健康に関する研究や性能評価を担当。ESSE・VOCE他女性誌の記事監修・出演、テレビ生活関連番組の制作協力・出演など多数。
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ドラッグストアに行くと、たくさんのデオドラント商品が充実していますが、一番衣類にシミにならないタイプの制汗デオドラント剤はどういうタイプのものでしょうか?
汗のにおいとベタつきを抑えることができても、大事なお洋服にシミがついては何にもなりません。
お教えください。


制汗デオドラント剤の使用でシミができる原因としては、誤った使い方をしている場合やデオドラント剤の成分が汗と混ざることにより変色作用が生じた場合などが考えられます。

日本で主流となっているスプレータイプの制汗デオドラント剤は、衣類に直接吹き付けてしまうとシミのような痕が付いてしまいます。
特に「Ag+(エージープラス)」と表記されている銀イオン配合の制汗デオドラント剤は、生地に直接薬剤を吹き付けた場合、光に反応してピンク色に変色するという特性があるため注意が必要です。衣類を着る前に肌に直接スプレーし、しっかり乾いてから衣類を身につけるなど、製品に書かれた使用方法を守って使用してください。
ちなみに、銀イオン配合の製品も含めほとんどの制汗デオドラント剤は、衣類についてシミができても、洗剤で少しもみ洗いするだけで簡単に落ちてしまうのでご安心を。それよりも、制汗効果や肌への刺激など、本来の制汗デオドラント剤の性能を基準に選ぶことをお勧めします。
また、デオドランド剤に含まれる化合物と、汗などの人体からの分泌物が複合的作用を起こし、シミや黄ばみが生じる場合もあります。脇に直接つけるクリームタイプやロールオンタイプの制汗剤の方が、スプレータイプよりも長時間汗や臭いを抑える効果がみられるので、この場合はそちらの使用をおすすめします。


外食中、真っ白いブラウスにパスタのトマトソースが飛んでしまいました。
その場で、できる対処法はありますか?
家での洗濯はどうすればいいですか?



シミは乾く前にできるだけ早く応急処置をすることが重要です。
まず、固形物を乾いたティッシュなどで取り除きましょう。次に、湿らせたティッシュをシミの下に敷き、薄めた洗剤を含ませたティッシュをシミの上に乗せ摘むように汚れをティッシュ側に移していきます。
トマトソースのシミは油分をたくさん含んでいるため水だけでは落ちないので、できるだけ洗剤を使って落としてください。外食中ならお手洗いの洗剤を利用しましょう。その後、直接水で流すか、水をしみこませたティッシュでつまみ洗いを繰り返して、洗剤成分を取り除いてください。
応急処置をしたら、帰宅後その日のうちに本格的なシミ抜きをします。まず、液体洗剤の原液をタオルに浸みこませ、つまみ洗いをします。次に、白の綿や麻素材なら、塩素系漂白剤を薄めて10分程度浸け置きします。最後に漂白剤成分が残らないように水ですすぎます。
色物やシルク素材の場合、酸素系漂白剤を使う方法もありますが、生地がシルクなどおしゃれ着の場合はクリーニング店にお願いするのが無難です。


我が家はシンプル系のリビングです。
テレビボードやサイドボードはダークなこげ茶色。
とっても落ち着きますが、ほこりが目立ってしまいます。
飾り物も少なめにしていますが・・・
水やワックスを使用せず、ほこりを舞い上げずに簡単にお掃除できるいい方法はありますか?


ほこりを舞い上げず、簡単に掃除するには本来水拭きが一番ですが、水やワックス類を使いたくないということであれば、あとは静電気を利用した製品を使うしかありません。
静電気を利用してほこりを吸着させる掃除用具はいろいろ販売されているものの、静電気には拭き取ったほこりを留めておく程度の力しかないため、こびり付いているほこりは取れません。したがって、拭き取るための繊維部分も拭き取り性能の高い素材であることが求められます。
この両方の機能を備えた拭き道具には、静電吸着加工を施した超極細繊維の雑巾やモップなどが挙げられます。
超極細繊維は小さなほこりから大きなほこりの塊まで絡め取ってくれ、シミのようになった汚れもある程度取り除くことができます。静電吸着加工することで一度絡まったほこりが離れにくくなり、拭き残しを出さずにきれいにすることができます。

繊維が汚れてしまっても、洗濯機で洗うだけでほこりの吸着性能が復活するのでいつまでも使えます。液晶テレビなどの家電製品の多くは水を嫌いますから、水を使わずに拭き掃除ができるこれらの商品は大変便利です。