多くの熟練工の技術があって完成する逸品です。
忘れていませんか?「にほん生まれのいいもの」
日本のデザイナーやメーカーがつくった、家具や雑貨には、この国で生まれ育ったからこそ、わかるデザインや使い勝手があります。自然に私たちの生活になじむ何かがあります。そんな「にほん生まれのいいもの」たちを集めてみました。
世界的評価を得たヤナギ・デザイン
日本の戦 後工業デザインの基礎を築いたのが柳宗理です。何度も模型をつくり、試行錯誤を重ねてプロダクトを完成させる手法で、シンプルで洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた名作をいくつも生みだしてきました。例えばこのボウルはそれぞれ材料に適した撹拌角度を考えて設計されており、和え物にも、卵をとくのにもピッタリ手になじむ使い心地。片手鍋やフライパンは右利きの人も左利きの人も使いやすいように両口タイプになっています。みなさんのキッチンでも、きっと活躍してくれるでしょう。
柳宗理
1915年生まれ。東京美術学校でバウハウスやル・コルビュジェについて学んだのち、デザインの道へ。家具、カトラリーなど作品多数。