まさに一刀両断、野菜も肉も繊維をつぶさず切れるから、素材の旨味が逃げず形も崩れません。この鮮やかなまでの切れ味を生むのは、伝統工芸士・安立勝重さんの技の冴え。「三徳包丁」はあらゆる用途に対応します。
「包丁づくりに込めるのは、料理が美味しくなってほしいという願いだけ」
安立勝重(あんりゅうかつしげ)さん
明治初期に創業された安立刃物の4代目にして伝統工芸士。地元である越前地方で700年の歴史を持つ「越前打刃物」の伝統を受け継ぐ名工。 赤く熱した刃金を二丁分重ねて同時に薄く打ち延ばす「二枚広げ」の工程をはじめとする火づくり鍛造技術と手仕上げの技法は、江戸中期に端を発するもの。その製法は安立氏らによって現代まで頑なに継承され、越前地方は昭和54年に全国の刃物産地として初の伝統工芸品指定を受けている。