■ 貴腐ワインは希少なカビの一種の菌の働きで、果実の水分が蒸発して糖度が高まった貴腐ブドウでつくられたワイン。ケルナーは、主にドイツで栽培されている白ワイン用ブドウの品種で、北海道の気候に合います。
第3回国産ワインコンクールで金賞を受賞した「2004年 貴腐葡萄37ケルナー」は売り切れましたが、なんと幸運なことに翌年も「2005年 貴腐葡萄39ケルナー」が出来ました。
■ 「2005年 貴腐葡萄39ケルナー」は貴腐化したブドウの割合が39%。空知支庁浦臼町にある自社農園「鶴沼ワイナリー」で採れた貴腐ブドウを使用しています。
ブドウの貴腐化には、果実が熟した後、朝霧と昼間の晴天が続くなどの天候に恵まれなければならならず、醸造中の温度や濾過(ろか)の圧力などの管理も普通のワイン以上の繊細さが求められ、まさに自然と人間との「珠玉の合作」といえます。さらに瓶内で熟成が進み、振動や急激な温度変化のない暗い所で保存すれば、年々おいしくなります。冷暗所で15度以下で保存をお勧めします
■ 適温(8度前後)に冷やされたボトルからグラスに注いでお召し上がりください。
自然光にかざすと、透明感のある淡い黄色が美しく、甘さを含んだフルーティーな香りです。少量を口に含むと、濃厚な甘みが口中に広がります。
甘口ワインは苦手の人もいますが、適度な酸味があり、しつこさがないので食後に仕上げの一杯として楽しむデザートワインとして魅力的な1本です。