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女性の体には、子どもを胎内で育てるという大事な役割があります。そのため、女性ホルモンによって、皮下脂肪を蓄え、出産や授乳に耐えうる体作りをするようにできているのです。
つまり、上半身にくらべて下半身が太りやすい、いわゆる「洋ナシ型」の体型になりやすいのは、いわば女性の宿命のようなものなのです。また、下半身は心臓から離れているため、血行不良になりやすく、むくみやすいという問題もあります。さらに、デスクワーク中心で運動不足が続くと、下半身の筋肉が衰え、結果的に代謝がダウン。痩せにくくなってしまうというわけです。いろいろな要因によって生まれる下半身太り。解消するには意識的にエクササイズをすることが必要です。
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下半身の引き締めに必要なエクササイズは、夕方に行うのが最も効果的です。筋肉は運動によって一度組織を壊し、再生することでつくられますが、それを助けてくれるのが副交感神経の働き。副交感神経は朝よりも夕方から夜にかけて発達するので、この時間にエクササイズをすることで、より効率よく筋力アップができるのです。
理想的なエクササイズの時間は20〜30分。数分に分けてでもいいので、毎日行うことが大切です。「なかなか時間がとれない」という人は、わざわざエクササイズの時間を設けるのではなく、ふだんの生活に上手に取り入れることを考えましょう。たとえば、食事を作っているとき、テレビを見ているとき、工夫次第でエクササイズはいくらでも生活に組み込めます。
また、エクササイズは食事前に行うのが原則ですが、空腹すぎるのもNG。空腹時はバナナ1本でも食べてから、エクササイズに取り組みましょう。 |



エクササイズが体に身に付き、効果が安定してくるのは、スタートしてから大体3ヶ月くらいです。今までほとんど運動していない人の場合は、1ヶ月くらいでサイズダウンすることもありますが、これは最初のうちだけ。多くの人が、その後、サイズも体重も変わらない、停滞期という大きな壁にぶち当たってしまいます。
この壁を乗り越え、引き締め効果が徐々にアップしてくるのが3ヶ月めくらい。ここまでくれば、体を動かすことが習慣になるので、エクササイズを無理せず持続できるようになります。また、エクササイズの効果は、サイズダウンだけではありません。乱れがちな生活のリズムを正すという役割もあります。
たとえば、運動を続けることで体が適度に疲れるため、睡眠も今までより深くなります。しっかりと休養をとれれば目覚めもすっきり。ストレスや不規則な生活などで自律神経を乱している人にも効果があります。体も肌もキレイになることで、エクササイズを続ける励みにもなる、そんなうれしいサイクルをめざしましょう。
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