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| 1990年代に入ると、業界大手企業が物流センターの整備拡充、スペシャルカタログの発行などに力を入れるようになりましたが、時代はバブル経済崩壊、湾岸戦争など、景気後退へと向かっていきました。さらには、郵便料金が大幅に値上げされるなど、通販を取り巻く環境は厳しくなり、大手企業の中にも倒産・撤退するところが出てきました。しかし、業界全体の市場規模はバブル崩壊後も成長を続け、通販は不況に強いという見方が生まれたのです。しかし、1997年には、前年売上を下回ってしまいます。小売業界全体の停滞が通販にも波及、さらには、海外通販企業の日本進出が相次ぎ、競争が激化し業績が低迷する企業が増加しました。ただ、この業績低迷も、インターネットなどのインタラクティブメディアの普及、企業向け通販の台頭などにより1999年には復活。2001年には「日本ダイレクトマーケティング学会」が発足します。この協会は学問の世界と実業界が手を結び、さらなる発展を目指していこうという主旨で、購買心理や効率的な通販の手法を分析・研究しています。
また、近年ではテレビの多チャンネル化に伴って、24時間ショッピングチャンネルが台頭、急成長を見せているほか、2011年のテレビ放送のデジタル化を経て“放送と通信の融合”による新たな通販ビジネスの模索も進められています。2011年の市場規模はいよいよ5兆円に到達。今、通販業界は新しい時代に相応しい姿に成長しようとしているのです。 |
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