木村 悠太
家具・収納部 2008年入社
もともと家具が好きだったのですが、学生時代に家具のショップでアルバイトをして、更にさらに深く興味を持つようになりました。そしてとにかく家具に関わる仕事がしたいという想い、それが叶って現在は家具担当のMDとして商品企画から選定、カタログなどのメディア制作までを携わっています。家具の中でも私が主に扱っているのは、テレビ台をはじめとしたリビング家具やテイスト家具といわれる、アジア調やヨーロッパ調の雰囲気を持った家具です。メーカーさんとともに世の中にない商品を一から考えたり、売れ筋商品からヒントを得て発展させたり、お客様が望んでいる商品を考えるのは大変ですが、やりがいがあります。
こう話すととても順調な進み方に見えますが、他人と比べて早くから知識を持っていたつもりの自分でも、いざ担当してみると家具の奥深さにあらためて気づき、まだまだ苦戦すること、勉強することばかりです。でも、冴えない結果に落胆しているだけではまた同じことの繰り返しとなるので、売れなかった理由をとにかくしっかりと反省することを心掛けています。商品そのものコンセプトに問題があったのか、カタログやネットでの表現方法が足りなくて商品の魅力が伝わらなかったのかなど自分なりに分析し、上司や周囲の意見も聞いてしっかり改善することが大切です。もちろん売れた場合もただ喜ぶのではなく、お客様からいただく商品に関する評価メールなどの貴重なご意見を、更にニーズに合ったよい商品に進化させるためのアイディアとしていきます。
ちなみに我々の家具チームでは、お客様のご要望にしっかりと応える商品づくりのためのリサーチの一つとして、一般の方にご協力をいただいて住宅環境の調査を行っています。どんな住まいで、どのような家具をどうやって使用しているか、実際にさまざま環境のお宅に訪問しその家具や住まいの良さや不満、要望などをお聞きして商品開発に活かしています。しかしただ、家具のことばかり考えていても行き詰まります。テレビ用のリビングボードを開発したいのであれば、テレビそのもののトレンドを知らないと良い開発はできません。家電売り場に行って売れ筋をチェックすると、例えば必要となる設置サイズや耐荷重、そして人気の色調、さらにはテレビと組み合わせて使うAV機器のニーズなど、新しい気づきがあったりします。とにかく自分の考えで終わらないように外に出て家具を使うシーンをイメージし、家具だけの理論(理屈)で商品開発しないよう、生活用品や生活スタイルのつながりからヒントを得ながら、お客様目線で考えるように心がけています。
今、通販は激戦状態です。競合企業も増えていますし、低価格で商品を提供しているところも増えています。「いいものをより安く提供する。」は商売の基本ですが、価格だけで対抗しても意味がありません。商品によっては単純比較すればディノスの方が高くても、高いなりの理由、つまり独自の価値をいかに付加していけるかが重要。ディノスとしてお客様に求められる価値を根強く提供していくことで、今まで知らなかった方々にもディノスの商品は価格以上の価値があるということを伝え、継続的にディノスファンをさらに増やしていくことを常に意識しています。
新しい価値観がどんどん生まれ、ライフスタイルも細かく変化していますので、柔軟な思考が必要です。そのために求められるのは好奇心です。知らない事柄に対して「何で?どうして?」と純粋な気持ちで疑問を持ち、自分なりにこだわって、それを受け入れられる人に向いている仕事だと思います。自分も学生時代のアルバイトや旅を通じていろいろな経験をしたことが役立っていますが、学生という貴重な時期にいろいろな人に会って、たくさん刺激を受けて、広い視野を持つようにして欲しいと思います。
(この取材は2010年9月に行われたものです。)
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